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311から断食を続けている川野慈(しげる)君。
今日で7日目。 彼を受け入れて、 見守りながら、 彼にはこんなことを伝えています。 社会を変えようと命がけでやっても、 そんなにすぐに変わるほど世の中甘くない。 諸問題を発生させている構造があるので、 たとえ一部が変わっても、大勢に影響はない。 だけど、命がけでやることで 見えることもある。 命がけでやることで、 命がけでやっている人が 実は世の中にたくさんいることに 気づく。 そういう人とつながって、 そして理解・共感してくれる人とつながることで、 次の動きが生まれてくるかもしれない。 今回やれるだけやってみることは、 そういう意味があると思う。 だからがんばるのはいいけど、 あんまり無理するな。 思い詰めるな。 今は構造、歴史を読み解き、 次の時代の元種になるものを生み出しながら 変革を準備するとき。 しぶとくやらんと。 彼もおおむねわかっているようです。 ただ、断食を続ける意思は固く、 昨日、メッセージの第二弾を 彼は書きました。 そのメッセージをシェアしておきます。 3・11からの断食による、日本に住むみなさん一人一人に向けたお願い (つづき) 政府がしないのなら、私たち一般市民がすればいいのです。 そもそも政府とは、私たちのことです。 私たちが選んだ代表者(議員)が、私たちのお金(税金)を使って、政策を行っているのですから。 今回の避難の権利保障は、私たちの思い、もてなす心、知恵、お金、家、土地、食べ物、衣服、仕事の口、それらを持ち寄れば、すぐにでも実現できる「政策」です。 そして何よりも他人事ではないと言いたいのです。 私たちが税金を払い、私たちが選んだ議員からなる政府が、国策として推し進めてきた原子力発電・・・その犠牲者の救済を行うのは私たちの他に誰がいるでしょう。 はっきり言っておきます。 これは慈善の奉仕ではなく、当然の義務です。 加害者から被害者への弁償です。 誰もが電気を使っていて、今回はたまたま福島の原発でしたが、あなたの近くの原発が爆発しててもおかしくはなかったのです。 この世界で最も苦しんでいるのは、 苦しんでいることを無視されている人々です。 その人々のことをどうか知ってください。 友に、仲間に、家族になってください。 その過程はあなたを、ひいては社会を平安に、幸福にするでしょう。 なぜなら私たちとその受難者たちは、関係の無い別々の存在ではないからです。 例えば、輪の中に一人悲しんでいる人がいれば、その場の雰囲気が沈んだものになるように、 私たちは日本社会という大きな輪の中でつながっているのです。 そして、その悲しんでいる一人をハッピーにすることが出来れば、 その場のみんなはもっとハッピーになる・・・そう思いませんか? わたしは今回の「政策」すなわち、 3・11の原発事故による汚染地域からの避難の権利保障が、 日本に住むみなさん一人一人の手によって実現されるまで、断食しようと思います。 死ぬのは怖い。 でもそれはガンになった福島の子どもたちも一緒でしょう。(*) 追記: 近いうちに、命がけで福島の問題に取り組んでいる山本太郎に会いに、ここ三重から東京に行こうと思っています。もし東京方面もしくは長野方面に行かれる方は、連れて行ってくださると助かります。 3月16日 三重の縄文の里 種生 宙の学舎にて * 日本内分泌外科学会による今回の甲状腺がんの臨床データでは、79例のうちリンパ転移75%、被膜外浸潤44%、肺転移が4%という結果です。甲状腺がんを手術して安心ではないわけです。恐るべき事態が進行しています。社会の未来である子どもを守ることの出来ない社会には当然未来はありません。 http://togetter.com/li/831629 「福島の小児甲状腺癌=第27回日本内分泌外科学会より」
by soranoiee
| 2016-03-17 08:50
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