カテゴリ
メモ帳
その他のジャンル
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
阿蘇でTAO塾を主宰する親友の波多野から、
新著『桜沢如一のコトバに学ぶ 人生を変える70のヒント』 が届いた。 マクロビの創始者のコトバを紹介しつつ、 読む人の心に届くよう丁寧に読み解いている。 たとえば、70のヒントのひとつの 「本物の教師は魂の点火者」の項。 桜沢自身のコトバは 「真の自由人、真の聖者は冒険人です。 いそがしい一生を送る人々です。 真の自由人、真の聖者、真の正義の人は、 原則として教えるヒマを持ちません。 自分のユメを実現するコトのできる人は、 その技術を教えるヒマを持たない。 ただユメを実現するコトのできない人だけが、 教えるヒマをもっているモノです。」 走り続ける中で、志を引き継ぎ発展させる後継者を しっかりと育てた桜沢。 マクロビが身近なものになって、 私たちみんなすごい恩恵を受けてる。 そういう人ならではの、 考えさせられるけど、ちょっとくせのある教育論。 これを読み解くのに、波多野は、 まず森信三氏の次のコトバを紹介する。 「人間の生き方には、どこかすさまじい趣がなくてはならぬ。 一点に凝集して、まるで目つぶしでも喰らわすような 趣がなければならぬ。 人を教育するよりも、まず自分自身がこの二度とない人生を いかにいきるかが先決問題で、教育というのは、 いわばそのおこぼれに過ぎない」 そしてアメリカの教育者ウィリアム・ウォードの 次のコトバをさらに紹介する。 「平凡な教師は言って聞かせる。 よい教師は説明する。 優秀な教師はやってみせる。 しかし最高の教師は、 子どもの心に火をつける」 そして、波多野自身のコトバで、こう書いている。 「洋の東西を問わず、 本物の教師という存在は、 究極的には人々の魂に火をつける存在なのだろう。 本物の教師というのは、 上から目線であるべき姿を指示したり、 指導したり、自分で考えさせずに説明や解説をしたりしない、 いわば「教えない」人なのだ。 日々生きる姿こそが後人の範となり、 魂の点火者となる、後ろ姿で勝負する人なのだ。」 どうでしょう?あなたの心に届きました? ボクの心には響きました。 マクロビの創始者が何を大事に、 何を実現しようとしていたのか、 その根本を学ぶのに最適な本だと 思います。 ほかの69のヒントはたとえば、 ・ミクロビオティックを超えて ・自分の舞台を自分で作る人たれ ・ギブ&テイクでなくギブ&ギブ ・陰陽で培う人生観・世界観 ・マクロに会ったらマクロを殺せ ・塵を払い、埃を除かん~掃除とマクロビオティック などなど。 個人的には、20代前半、 世界変革のためのさまざまな方法、アプローチを マンダラとして統合的に把握するべく、 ともに探究していたころに語り合ったことが、 本のあちこちに息づいているのが感じられて、 うれしかったです。 オススメです。 ![]() ■
[PR]
by soranoiee
| 2016-05-05 11:44
| message
|
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||